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商品開発が売上(消費)不振を打破する。2019年8月11日

お盆休みの帰省や出国ラッシュが10日に本格化し、

下りの混雑がピークで新幹線では自由席の乗車率が180%もあり、

高速道路では40キロの渋滞も発生した。

Uターンのピークは新幹線や高速道路が15日、

空の便は国内線が16~17日、国際線は18日と予想されている。

小売り・サービス業に携わる皆さんは稼ぎ時で多忙ですが、

混雑を避けて休暇を取る方がゆっくり楽しめると思います。

 

「夏商戦の好不調」

今年の夏は広い地域で7月下旬まで「梅雨寒」が長引き、

梅雨明けの8月からは一転して猛暑日が相次ぎ、

小売り、サービス業においては夏物の不調から好調へ変化している。

・百貨店では肌着や日傘などの紳士雑貨が前年比2割増、

・外食ではビアガーデンが8月に入り客数が前年比2割増、

・コンビニのアイスは同3割増、スポーツドリンクや水は2割増

・食品スーパーでは煮魚や焼き魚が伸びて2割増、焼き芋も1割増、

梅雨明け後の猛暑で葉物野菜・ホーレン草は7月末より価格は2倍、

高温で家畜の食欲が落ち、豚肉が値上がりしている。

 

・内閣府発表の7月の街角景気は

長引いた梅雨寒も影響し、前月より2.8ポイント下がって41.2となった。

3カ月連続の悪化で、熊本地震の合った16年4月以来の低水準で、

外部与件として中国元安やEC規制もあり、

訪日客のインバウンド消費は一段と落ち込んでいる。

化粧品大手4社やドラッグストアの化粧品や美容系食品の売上は落ち込み、

各社の4~6月決算は減益決算が目立っている。(日経)

 
・百貨店大手5社が発表した7月の既存店売上高は

大丸松坂屋が6カ月ぶりに3.6%減少になる等、

高島屋が1.3%減、そごう・西武は2.6%減、三越伊勢丹は4.4%減などとなった。

 

「商品開発が夏商戦を打開する」

・スーパー大手のベイシアは伸びている料理キットを

¥200~500の価格で1人前からの商品を開発する。

「甘辛味噌仕立てのホルモン炒め」2人前¥398、

1人分キットはレシピをミツカンと共同開発し、¥198で統一して強化する。

 
・マクドナルドは辛さをテーマにした、ハバネロとガーリックの効いた

「ワイルドスパイシービーフ」¥390など2種を発売する。

・モスバーガーは「激辛テリヤキチキンバーガー」が好調だったことから

激辛のトッピングソース「黒い激辛ソース」¥70を発売した。

 
・揚げ蒲鉾など練り製品が苦戦する中、

カニ風味かまぼこのカニカマの人気が上がっており、

脂質やカロリーが低い良質蛋白質食材として商品開発が進んでいる。

カネテツデリカは白身魚に魚介や昆布の旨味を配合した

「カニカマッチョ」「チキンにくん」¥160を発売し、

常温保存が出来て片手で食べることが出来る。

 
・フードテックの商品開発

・ミートエポック(川崎市)が開発した「エイジングシート」は

人体に無害の毛カビの胞子が肉や魚に付着させ、熟成を通常より3倍速める。

腐らせる原因の菌の侵入を防ぐため、捨てるムダも省く。

フードテックは食べ物をムダにしない「長持ち技術」だけでなく、

大豆でパティやソーセージを作ったり、人工肉を作る技術開発が進んでいる。

 

商品開発について、異業種で快走しているワークマンの小浜社長は

「作業服屋としてのプライスポイントがあり、

Tシャツなら¥500位、レインコートなら¥1900、¥2900、

しかし、そこで差別化しようとしても限界がある。

¥4900だったら魅力があればお客様に選んでもらえるぎりぎりのライン、

ではその¥4900でどこまで良いものが出来るか挑戦したのが、

「R006」という今売れ筋のカッパです。」

 

売上(消費)の停滞を打破するには商品開発が決めてだが、

商品開発には客層別に商品別にプライスポイントがあり、

そのラインでどこまで魅力が出せるか、

お客様に差別化を納得してもらえるか、がポイントになる。

 

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