2026年、お盆セールの傾向と対策

1、盆商戦の方向性

1)今年の賃上げは昨年に続き5%以上が予想される中でガソリンをはじめ物価高騰が始まって   おり、消費者はメリハリをつけた消費が予想される。惣菜は味・品質と適量を追求することを重視し、帰省地域は長期休暇により帰省する人は増えることが予想され、売場において品質・ハレ感重視と値頃感の出した商品づくりを重視し、帰京地域は家族用のご馳走を重視した商品づくりを強化  する。

2)ハレ型商品を強化するに当って

①提案商品・ご馳走メニューには、商品のコトをPRすることを重視し、消費場面を想定した商品と 容量・サイズに注意して展開する。

②オードブル・寿司盛合せの小型化傾向が続いている為、帰省地域においてはセット商品の小型化や 利益率の高い定番商品の売り込みを強化する。

③今年は13(木)~16日(日)のお盆セールが長く、販売ピークは13日・15日になると予想する。  セールは前半の8日(土)から11日(火)の夏休暇セールと13日からのお盆セールに分かれると思われる中で、売場づくりにおいても週末メニューとお盆ご馳走メニューに分けた展開となる。

4、カテゴリー商品計画

1)寿司

・寿司盛り合せの中心価格帯は帰京地域¥980~¥1380~¥1980、帰省地域¥1980~¥3900で、1人前握りは¥798~¥1280が主力になり、¥980以上には上ネタ(本マグロ、アトランサーモン、イクラ、活真鯛など)を取り入れた商品づくりをする。

・握り寿司1人前の品揃えは価格帯を2アイテムの中に絞り込んで、マグロ尽くしやサーモン尽くしなどを提案する。巻寿司の重点商品は海鮮巻寿司、具沢山太巻を導入し季節感と高級感を出す。

2)オードブル

・オードブルセットは帰省地域¥980、¥1980、¥2980に収斂、帰京地域はおつまみ  セット¥698~¥980が中心プライスになり、帰省地域においても小型化が進みつつある中で、品質のグレードアップを図り単価を落とさない商品化を強化する。

・ミックスオードブルは唐揚から焼き物・中華を中心に商品化を図る中でミックスタイプは縮小傾向 にあり、唐揚セットや中華セット、焼鳥を入れて肉バルセットなどに細分化していく。

3)天ぷら

・揚げ物が伸び悩んでいる中で、天ぷらは冷麺との相性も良く夏日になればなるほど好調であり、 セット物から野菜や魚介の単品まで品揃えを拡大して売場づくりをする。

・天ぷらセットは帰省地域で¥880~¥1380、その他地域では¥498~¥798で1回に多く作り過ぎないように分けて製造し、何点盛りや何人前をPRして展開する。

・盆握り寿司セット¥1980 ・盆オードブル¥1280 ・盆天ぷらセット¥598

4)フライ、唐揚

・メンチカツ、ローストンカツ、ヒレカツや海老フライは大小サイズの品揃えを選定し、     同時にカキフライは季節の先取り展開でお盆には大粒サイズの品揃えを実施する。

・トレンド商品として手軽さを打ち出す串揚げフライを1本¥50~¥60、10本、15本の大パックと唐揚串の品揃えで変化を出して展開する。

・鶏唐揚はおつまみの主力商品として(中)¥298~¥398、(大)¥580~¥780の大パックとチキンセット商品¥680~¥880で展開する中で、猛暑予想に対して淡泊な肉質に調味 した鶏ムネ塩唐揚も追加する。

5)焼き物、中華

・焼鳥は商品の味を重視する中で、国産原料の焼鳥1串¥120~¥140の品揃えや夕方のピーク時にジャンボパックを売り込む体制をつくることや串なし焼き鳥を揃えて展開を強化する。

その他、肉バルセット¥680~¥980とチキンステーキ、焼き豚や豚スペアリブ、合鴨ロースト牛ミニステーキなど、グリル商品の需要は揚物と比較して伸びることが予想されるが、肉類はグリルした後の食感が固くなる点もあるので注意する。

6)煮物、サラダ

・煮物セットは帰省地域で¥398・¥680・¥980、その他の地域では¥398・¥480が中心価格帯の中で、お盆用煮しめにこだわらなく夏野菜を使用した煮物を重点に涼味煮物として展開する。 (胡瓜、茄子、オクラ、しし唐、ピーマン、冬瓜、南瓜等を使用)

・免疫力とサッパリ感重視から酢の物がアップトレンドであり、タコ・エビ・イカ・鰻とキューり・ワカメを使用し、黒酢使用の商品化をSKU揃えて展開する。

ご馳走海鮮ミックス¥980 中華惣菜セット¥698 冷菜セット¥980

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7)米飯、スナック

米飯、スナックの最需要期にあり、子供から年配者までオールラウンドの客層に対応した品揃えで 対応する。その為に昼食関連のカレーライスやオムライス等のプレートタイプから、高単価弁当として和牛を使用した牛飯や牡蠣飯・鰻丼など¥580~¥780の丼物や重を展開する。

・箱弁当のプライスレンジは少量タイプ¥398と通常タイプ¥498~¥580~¥680の  品揃え、松茸ご飯やおこわ使用の幕の内弁当など中高年を対象にしたお弁当を昼食と夕食用に分けて展開する中で、¥698台以上の商品はハレ型の品揃いとして年末計画につなげる。

8)デザート・スイーツ

・デザート・スイーツの展開はベンダー商品から手作り感のある商品として惣菜売場に展開する  店舗が増えて来ており、需要はコンビニスイーツを筆頭に増加している。

・主力商品は洋風の手作りプリンやゼリー、杏仁豆腐やタルト、和風ではお萩や大福、串団子や柏餅などの品揃いが中心となるが、嗜好品としてシーズン毎に新規商品開発が欠かせない。

・盆9マス弁当¥780 ・南瓜のタルト¥580

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