【トレンド情報】冷凍食品で家庭食事拡大

新型コロナの感染拡大後、家庭で冷凍食品の消費が増えている。
お弁当のおかずや副菜や軽食としてだけでなく、自宅で贅沢な気分を味わう夕食に高価格帯の冷凍食品を買う動きが広まっている。
ニップンは4月から自社ECサイトで冷凍パスタの新ブランド「NEST」の展開を始め、家庭で本格レストランのようなパスタを味わうことをテーマに1食あたり¥1000と、ニップンでは過去にない高単価の冷食を発売し、40代以上の消費者を中心に継続購入につながっているという。

又、同社の冷凍パスタ「オーマイプレミアム」の売上も好調で、8月の店頭販売金額はコロナ禍前の19年比45%増えている。

イオンリテールは千葉県浦安市に冷凍食品を販売する新業態「@フローズン」を開業、総菜やスイーツ、食材など国内最大級の約1500品目を揃える。惣菜やおつまみは約800品目を揃え、「俺のフレンチ」のイオン限定のPBやイタリア料理店「DONA」のパスタや南インド料理店のチキンカレーなど、

世界各国の味を楽しめる。肉やミールキットなどの冷凍食材は約300品目を販売、又、フランス発の冷凍食品専門店「ピカール」や自社PBの「トップバリュ」の商品も販売する。
冷凍ショーケースは自然冷媒を使った環境配慮型の製品を導入、温暖化ガス排出量は従来型の700分の1で消費電力は約60%削減できるという。

社食運営を手掛けるノンピ(東京千代田)は冷凍食品の宅配事業を拡大し、ミシュランの星獲得店のシェフ監修の低カロリー冷凍食品を販売し、6月末から1万食の注文が入る好調な為、更に監修シェフや品目を増やし、23年には年100万食を目指す。

販売を広げるのは定額課金で冷凍食品を宅配するサービス「ノンビA、R、U」、1食当り¥1200で、主菜1種と副菜3種が1つのプレートに載って届く仕組み。
健康に配慮した品揃えも訴求し、全商品一皿500Kカロリー以下の抑えるほか、原則として1人のシェフにつき最低1種類は大豆ミートを使った惣菜を作ってもらう。

冷凍食品拡大の背景には市場の拡大があり、日本冷凍食品協会によると巣篭り需要が拡大した20年の家庭用冷食市場は前年比18%増の3726億円と業務用を逆転し、21年も5%増の3919億円と成長が続く。

食品スーパーではヨークベニマルが先駆けて自社工場で冷凍惣菜の販売を数年前に始めたが、時期尚早で縮小した事もあったが、コロナ禍を経て確実に拡大している。

<スーパーの惣菜・米飯・寿司>

<冷凍・エビ天チリソース>

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