【トレンド情報】PB商品開発の差別化戦略

作業服大手のワークマンは2021年3月期まで、3期連続で既存店売上高を前期比10%以上伸ばしており、それを支えるのが高機能・低価格を打ち出しているPB商品だ。
売上高に占めるPB比率は22年3月期に62%、5年前の2.4倍に達した。

同社の商品開発に協力してくれるファンをユーチューバーやブロガーとして、社内から生まれないデザインや機能を加える商品開発に活用している。

作業服は万人受けを重視し、シンプルで地味な商品が多くなりがちになるが、アンバサターの意見を取り入れて自分たちでは気が付かない機能やデザインを期待して、PB商品力の強化につなげる。
現在、PBに占めるアンバサダー商品の比率は品目ベースで3分の1だが、これを25年までに50%に増やす計画。

ワークマンのアンバサダー戦略には
① 現在の商品に不満をいうアンバサダーの意見を重視する。
② 報酬なしで対等の立場で意見を交わすことが有益で、本当に熱意のある人が来てくれる。
③ アンバサダーが得意ジャンルで深い見識を持っているほど、同好のフォロワーたちと熱意あるコミュニテーが構築される。
同社は新規参入する商品ほどアンバサダーの意見が参考になるという。

スーパーにおいて、業務スーパーは「ギョウス」と言われるブロガーやコストコにも熱狂的なファンがおり、TV番組でも取り上げるほどに拡大して来ている。

食品スーパーではヤオコーやベルクなど自社開発商品(PB)をチラシ販促で強化しており、
・ヤオコーはオリジナル商品お試しセールで「ローストポークブロック160g¥480」,「おろし玉ネギ白ドレッシング200ml¥149」、「北海道産クリームチーズ使用の感動の美味しさポテサラ1pk¥298」などをチラシで販促をしている。

・ベルクでは「三味と辛みでサッパリ、トマトオムカレー1pk¥398」、「厚切りでも軟らかい、がぶっと極厚ロースかつ弁当¥580」など

・いなげやでは「素材と味への3つのこだわり、鹿児島産鶏だし・淡路島の藻塩・北海道産おろし玉ネギ使用の鶏だし塩唐揚100g¥188」など

同社のチラシにおいては価格訴求だけでなく、PB商品の付加価値をPRする差別化戦略を強化する傾向が高まっている。

<スーパーの惣菜・米飯・寿司>

・八角幕の内弁当¥580

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