【トレンド情報】個性を追求する商品開発

円安与件や原材料の値上がりで商品の値上げが迫って来る中で、いかに消費者に受け入れられる値上げが出来るか、バイヤーにとって力の見せ所となっている。

消費者は原材料が値上がりしている事は理解していても、値上げする商品に納得感がなければ買い控えすることになり、商品のリニューアルを伴う商品開発が重要になっている。

コンビニ各社は夏に向かって店頭で淹れるアイスコーヒーで新商品を相次ぎ投入している。
ローソンはアイスカフェラテに使う豆の焙煎方法を改良し、ファミマはブラジル産のコーヒー豆の比率を引き上げ、夏向きのすっきりした後味を維持したコクを追求した。

セブンイレブンは香りにこだわった高級豆を100%採用し、同社では華やかな香りと優しい甘味が広がる商品に仕上げたとする。

東京門前仲町に3月に開業したマグロ専門店「マグロスタンダード」はマグロのトロや赤身だけでなく、内蔵や廃棄処分されていた希少部位も焼肉などの新たな調理法で活用し、マグロを無駄なく料理に使うSDGsに配慮した店づくりを行う。

自慢の創作料理は「マグロ焼」の焼肉メニューで、大トロなどの他にホホ肉、レバー、ハツモト、腸管、エラの一部を揃え、醤油ベースの独自のタレで味付けしている。

老舗メーカー笠原餅店が2019年から発売した切り餅の新ブランド「The OMOTI」が人気を集めている。

同社の切り餅の価格は10枚入り1袋が ¥1200と市販品相場の5倍も高い。新たなブランドとして提案したのはDot Scienecで、食品に高付加価値を付けてプロデユースすることや食品が持つ「強み」を数値化することでブランド価値を上げる。餅の「美味しさ」「くちどけの良さ」「香りの高さ」といった商品の品質を成分分析によって数値化する。同社の行っている釜戸と薪火という伝統的な製法で作られる餅は、他社の餅と比べて軟らかさが4倍、なめらかさ2倍、口どけが1.5倍と軟らかくてもベタつかなく食べやすい。

このような食品特有な「もちもち」や「さくさく」といった食感を科学的の探る研究に食品分野の科学者や企業は関心を寄せており、何が美味しさの決めてになり高付加価値として挙げられるか、一つの手段でもある。

原料素材や製造方法のこだわりから、食品特有の美味しさを数値化出来れば商品ブランド化につながり、消費者にも伝えやすく、理解してもらえる。

<スーパーの惣菜・米飯・寿司>

<苺と大学芋のスイーツ>

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