消費ニーズに対応する全員経営 

「コメの値下げ・油の値上げ・スーパーの販促」

価格が高騰していたコメは高値で販売が振るわくなり、余剰在庫を減らす動きが高まり、

スーパーでは特売が広がって来た。

イオン系のマルエツは秋田県産秋田こまちを5kg¥3218、

ヤオコーは秋田こまちを4kg¥2570、ドンキホーテは埼玉県産コシヒカリ5kg¥3219など

大手コメ卸は「26年産が流通し始める秋口までに、全体の平均店頭価格は¥3800まで

下がる可能性がある。」と話している。(日経)

 

食用油やバイオ燃料に使う大豆由が高騰している。

国際指標となるシカゴ商品取引所の先物価格は2026年に入って4割上昇、

25年12月中旬に1ポンド50セントを割り込んだ後は、ほぼ1本銚子で上昇している。

大豆油はバイオ燃料需要の拡大により相場全体を大きく左右するようになり、

米国内のバイオ燃料向けの大豆油は25年に40%を占めるようになった。

拡大する需要に対して供給量は、米農務省の予測では26~27年の米国作付け面積が

前年比5%増、圧搾量は3%に留まる。(日経)

 

イトーヨーカドーは2027年2月期に低価格PBの商品数を3割約380品に増やし、

メーカー価格より1~2割安い調味料や海苔など80~90品目を新たに扱う。

調味料は原料の仕入れから製造まで一貫管理、餃子その他商品は商品のサイズや種類を減らし、

配送コストの削減を進める。

ドン・キホーテは4月から始める食品の新ブランド「ロビン・フット」では、

新たな低価格PBを計画して41本いり粗挽きウインナー¥735、¥85のおにぎりなど取り扱う。

 

「スーパーの差別化店舗運営」

ベイシアは首都圏中心に小型店の新業態「オトナリマート」の出店を加速する。

店舗は530㎡の売場面積を想定し、店内調理の惣菜や冷凍食品など手軽に食べられる商品を扱い

いろいろな個食ニーズに対応した店づくりにする。

店内のカウンターでは片手で食べられるカツ丼、焼き立てのピザなどのファーストフード、

袋のまま食べられるサラダや温かいおにぎりなどが並ぶ。

ベイシアマートに比べ、20~30代や女性の来客が目立ち、顧客層が広がった。

 

スーパー業界で初となる日本経営品質大賞を受賞した千葉県浦安市のワイズマートは、

創業50周年で割引クーポン付けファンブックを発行したりして、

既存店売上は6~8%増、新店コミで12%増の結果を残している。

同社の生鮮・惣菜はインストアが中心で、店主経営と呼ぶ仕組みが経営品質大賞に選ばれた。

同社の特徴は鮮魚や惣菜など売場ごとに損益計算を作成して全社員にオープンし、

みんなが経営者のように考えて動ける組織を目指している。

 

店主集団経営ではやり方は自由で、担当者は数字を基にして共有ツールや他店から参考に、

自分の考えで好きなように販売する。

社員教育で大事にしていることは、数字を見る、現場を観察する、面談で評価する、

売場の数字を作る過程で大事なのは日々の作業改善をして行く中で、

いかに多くの人を売場経営者に育てていくか、日々の仕入れから販売まで基本的なことは、

毎日午前11時、午後3時にミーティングを行い、今日の着地予想をやって精度アップを図る。

 

個人の評価について競争が厳しい店が赤字になってもとやかく言わない、

人事評価では前年の自分を超えられるか、自己ベストを更新出来るかを重視する。

店舗、売場ごとに粗利益や売上高、経常利益をスコア化して、

品質管理、顧客満足度などのオペレーションもスコア化し客観的数値で評価する。

 

消費ニーズの多様化・商圏の細分化が進み、チェーンストア経営が岐路を迎えている。

店舗で働く個人が経営者として認識し、自分の店として経営する為に何が必要なのか

個人の力が最大化して全体にまとまった時に、店として消費者の支持が得られる。

 

<スーパーの惣菜・米飯・寿司>

<春の行楽弁当>

 

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